回顧録のつづき
 
 
 
                  にぎやかな独身寮での一コマ
 
 
     pikaoの「最大のライバル」が一足先に結婚した たった今、新婚旅行からの帰り
 
     その彼が 石野眞子似のかわいい奥さんをつれて 寮へ あいさつにやって来た
 
 
 
     独身寮の食堂は たちまち テンションがあがり にぎやかな会話に包まれた
 
 
     ライバルの奥さんの左手薬指に ダイヤの指輪がキラッと光ってた
 
    
     それに 一番早く気づいたのは 寮のおばさんだった (確かに キラッと輝いていた)
 
 
 
     「婚約指輪ですぅ」 と右手で隠しながら 恥ずかしそうに言った   
 
    
 
 
     寮生一同が 「おぉぉぉ。。。」 と声をあげた
 
 
     みんな好き好きに 「高そうやなぁ」 「いくらするの」 「でも、ちっちゃい」 とか言った
 
 
     pikaoのライバルが
 
 
     「月給の3倍した」 と言った  それが相場だとpikaoは初めて知った
 
 
     誰かが 
 
 
     「3倍???」 
 
 
     「こんなに ちっちゃいのが???3倍!」
 
 
     突然 寮のおばさんが 大声を出して みんなの口を制した
 
 
     「あんたたち さっきから聞いてたら やれ ちっちゃいの なんだかんだ言って まったくぅ」 
 
 
     それから
 
 
     「あんたたちには 買えないの」 強烈な一言で 場はシュンとした
 
 
     「腐っても鯛」 
 
 
     「ちっちゃくっても ダイヤ 」
 
 
 
     それから それからは 寮母さんの「ダイヤモンドのウンチク」が長々と始まった
 
 
     大きさ、輝き 色、傷・・・ そして 寮母さんは 
 
 
     「わたしも ほしかったなぁ~」 「きれいだねぇ」 と ため息の連続になった
 
 
     pikaoは 
 
 
     やっぱり女性は ダイヤにあこがれるんだなぁ~  寮母さんを見ていて さらにそう思った
 
 
     腐っても鯛  小さくってもダイヤ の一言が印象的だった
 
 
 
     よし 決めた
 
 
 
     「運命の人」にダイヤモンドを贈ろう きっと喜ぶだろうな と空想したpikaoでした 
 
 
 
 
     つづく