回顧録つづき
 
        前回は 母に叱られて それでも抜け出せないpikao 
時間
 
春になっても

 

相変わらず 定職につかず 仕事はちょっとした ミルク代稼ぎ程度
 
pikaoを苦しめてきた 被害妄想は もう薄れてた (ただ臭い物に蓋しただけかも)
 
誰とも付き合わない ギャンブル依存症のpikaoでした
 
 
 
pikaoの下の娘の誕生日がきた
 
この日も ギャンブル場にいた 最終レースが終わっても
 
まだ そこにいた 掃除のおばちゃんたちも沢山いたなぁ
 
酔っ払いたちとイッショにゴミもイッショに動けなくなっていたpikaoでした
 
でも この時は ただ ジッとしていただけじゃなかった
 
pikaoの心の中に何かが動き始めていた pikao自問自答していた
 
「俺 何してんねン」 「こんなんでエエのかpikao」
 
「・・・」
 
そんな時
 
ガードマンが来て pikaoたちをレース場から出そうとした
 
でも 途中で 
 
ガードマンたちが一斉にある方向に移動
 
「??」
 
 
「首吊りやぁー」
 
pikaoも この言葉に反応した
 
皆が走っていく 野次馬がイッパイ パトカーもきた
 
現場は騒然としていた みんなが口々にいろいろ話していた
 
「こんなバクチに手出すから こうなるんや」 「何も死なんでもエエのに・・・」
 
「自殺やなぁ」 「遊ぶなら ちゃんと働かなアカンでぇ~」
 
一人一人の言葉が 
 
pikaoに話しかけてくるように聞こえた 
 
その 一つ一つの言葉が 
 
pikaoに突き刺さった
 
血の気が引いていくpikaoでした
 
つづく
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