回顧録つづき
 
        前回は 自問自答・・・抜け出すきっかけ・・・ 
 
時間
 
あの首吊りは ショックでした
 
家に着くまで ずっと あの騒然とした場面が頭から離れない
 
そして 家族が待つ家の前に着いた時には
 
 
 
pikao こんなんでした 
 
いつもと違うpikaoの顔色に 妻は すぐ気がついた
 
玄関先で妻は 「おかえり♪ あれっ どうしたの?」 と言った
 
pikaoは玄関から先へ入れない
 
いきなり 
 
「ちょっと話があるねん」
 
「・・・」
 
「・・・」
 
次の言葉が出ない
 
「そんなところで話できないでしょう♪」
 
「早く入って! 待ってたの! 遅いから・・・♪」 と矢継ぎ早に言われた
 
 
中を覗き込むと
 
コタツの四角いテーブルの上に 丸いケーキがあった
 
今日は 娘の誕生日
 
だから
 
話はできなくなった
 
pikaoは精一杯明るく 無理して笑顔をつくった?
 
娘の満1歳の誕生日を祝うために
 
 
時間
 
 
子供達が寝てから
 
妻に一言だけ
 
 
「俺 働くヮ」
 
 
これだけ言って
 
そのまま 深い眠りについた
 
つづく
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